靴の臭いを取るのに冷凍、熱湯に浸すのを試してみた
2018年12月10日
靴を毎日長いことはいていたら、臭いがついて自分でも少し気になるようになってしまいました。
靴の臭いを簡単に取る方法というのをネットで調べていると、「冷凍庫で1日冷凍すると菌が死んで臭いが取れる」という記述があったので試してみました。
1日冷凍してみた結果
1日靴を冷凍してみたところ、出した直後は臭いが確かになくなっていたのですが、しばらく時間が経つとまた臭いが少し戻ってきました。
つまり、冷凍したら臭いが消えるというのはでたらめで、菌は冷凍することで冷凍されている間は活動を停止するのですが、気温が戻ることで活動は再開されます。
臭いの原因は菌なので、冷凍したからといって菌が死ぬことはありません。(あくまで出した直後だけです)
熱湯に浸してみた結果
臭いの原因は菌ということは、逆に熱湯に浸すと菌は死滅するのでは?
ということで、煮沸した熱湯に靴を浸してみると臭いは消えるのか実際に試して実験してみました。
靴を鍋に入れて煮込む・・・というかんじではなく、煮沸したお湯に靴を数秒間浸してから抜き出すという程度です。
(さすがに煮沸まですると靴がおかしくなりそうなので)
熱湯は効果があった・・・しかし別の注意が必要
靴を熱湯を浸してみると、臭いが消えました。
これは、やはり一定以上の温度の熱で菌が死滅するからだと思います。
肉などの生鮮食品が、加熱すると安心というのと理屈は同じですね。
しかし、熱湯の熱は、靴の素材によっては、素材がおかしくなってしまうデメリットがあります。
私の試した靴では、靴の中敷きにしている素材がゴムのような素材だったので、熱で少し変形というか、歪むようなかんじになってしまいました。
こういうことがあるので、靴も素材を確認してふやけたりしそうであればやめたほうがいいでしょう。
しかし、臭いは乾かすと見事になくなりました。
靴は毎日同じ靴を履いていて蒸れたりすると臭いがつくのであくまで一時的な対処にしか過ぎないと思いますが、熱湯に浸すのは確かに効果があったので、臭いが気になる人は自己責任でやられてはと思います。
また、細菌は靴の中の何らかの汗や垢などを食事にしているようなので、単純に靴を何足か持っておいて、臭いが気になりだしたら予備の靴を準備しておいて、そちらに履き替えて臭いが取れるまで放置するのもおすすめです。
(というか、どちらかというと熱湯に浸すのも荒療治で素材に影響があるので、靴の臭いが気になる方は、できればそちらのほうがおすすめです)